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03月24日-05号

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  1. 逗子市議会 2005-03-24
    03月24日-05号


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    平成17年  3月 定例会(第1回)平成17年第1回          逗子市議会定例会会議録                        平成17年3月24日(第5日)---------------------------------------◯出席議員(22名)      1番  森 典子君          2番  関口正男君      3番  奈須和男君          4番  原口洋子君      5番  高野典子君          6番  池田一音君      7番  近藤大輔君          8番  菊池俊一君      9番  平井竜一君         10番  松本真知子君     副議長          塔本正子君         12番  松本治子君     11番     13番  高野 毅君         14番  毛呂武史君                        議長     15番  網倉大介君              眞下政次君                        16番     17番  岩室年治君         18番  橋爪明子君     19番  武藤吉明君         20番  草柳 博君     21番  須田 隆君         22番  岡本 勇君◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者 市長       長島一由君     理事       伊東 進君 企画部長     柏村 淳君     総務部長     山際 保君 総務部担当部長  宗形枡男君     市民部長     佐藤明夫君 市民部担当部長  村田年助君     福祉部長     一柳康男君 環境部長     佐藤和男君     都市整備部長   山浦 晃君 消防長      盛田一郎君     教育長      野村昇司君 教育委員会理事          松下洋一郎君    教育部長     新明 武君 兼担当部長 選挙管理委員会            監査委員          田沼澄子君              菊池武彦君 事務局長               事務局長---------------------------------------◯事務局職員出席者 議会事務局長   梶谷忠志      議会事務局次長  花井和男 次長補佐          翁川節和      専任主査     森川和義 (議事係長) 書記       小幡浩一---------------------------------------◯議事日程     平成17年          逗子市議会定例会議事日程(第5日)     第1回                 平成17年3月24日(木)午後4時50分開議日程第1.議案第1号 市道の廃止について(表決)日程第2.議案第2号 市道の認定について(表決)日程第3.議案第3号 逗子市地域活動センター指定管理者の指定について(表決)日程第4.議案第4号 逗子市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について(表決)日程第5.議案第5号 逗子市個人情報保護条例の一部改正について(表決)日程第6.議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について(表決)日程第7.議案第7号 逗子市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について(表決)日程第8.議案第11号 逗子市まちづくり条例の一部改正について(表決)日程第9.議案第12号 逗子文化プラザホール条例の一部改正について(表決)日程第10.議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)(表決)日程第11.議案第14号 平成16年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(表決)日程第12.議案第15号 平成16年度逗子市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)(表決)日程第13.議案第16号 平成16年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(表決)日程第14.議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)(表決)日程第15.平成16年議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について(表決)日程第16.平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定について(表決)---------------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 日程追加 会議時間延長の件を追加---------------------------------------◯委員会付託案件の審査結果                           平成17年3月7・17日件名付託委員会名審査結果備考議案第1号 市道の廃止について建設環境原案可決全会一致) 議案第2号 市道の認定について建設環境原案可決全会一致) 議案第3号 逗子市地域活動センター指定管理者の指定について教育民生原案可決全会一致) 議案第4号 逗子市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について総務原案可決全会一致) 議案第5号 逗子市個人情報保護条例の一部改正について教育民生原案可決全会一致) 議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について総務修正可決全会一致) 議案第7号 逗子市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について総務原案可決全会一致)(附帯決議あり)議案第11号 逗子市まちづくり条例の一部改正について総務原案可決全会一致) 議案第12号 逗子文化プラザホール条例の一部改正について教育民生原案可決全会一致) 議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)総務原案可決全会一致) 建設環境原案可決全会一致) 教育民生原案可決全会一致) 議案第14号 平成16年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)教育民生原案可決全会一致) 議案第15号 平成16年度逗子市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)教育民生原案可決全会一致) 議案第16号 平成16年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)教育民生原案可決全会一致) 議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)建設環境原案可決全会一致) 議案第18号 平成17年度逗子市一般会計予算予算修正可決 (賛成多数)(附帯決議あり)議案第19号 平成17年度逗子市国民健康保険事業特別会計予算予算原案可決全会一致) 議案第20号 平成17年度逗子市老人保健医療事業特別会計予算予算原案可決全会一致) 議案第21号 平成17年度逗子市介護保険事業特別会計予算予算原案可決
    全会一致) 議案第22号 平成17年度逗子市下水道事業特別会計予算予算原案可決 (賛成多数) 議員提出議案第1号 逗子海岸における深夜の花火の禁止に関する条例の制定について建設環境継続審査 陳情第1号 児童扶養手当の減額についての陳情教育民生了承全会一致) 陳情第2号 「市場化テスト」や「給与構造見直し」に反対する意見書の採択を求める陳情総務継続審査 陳情第3号 逗子市野外活動センター宿泊棟の利用存続を求める陳情教育民生継続審査 陳情第4号 「教育基本法」の早期改正を求める意見書提出に関する陳情教育民生継続審査 陳情第5号 逗子市域における中世の歴史的風土保存の必要性がある地域について、緑の基本計画のなかで古都保存法指定対象候補地と位置づけることを求める陳情建設環境了承全会一致) 陳情第6号 名越切通一体地域巡礼古道尾根の斜面緑地の公有地化を進め、県に要望している名越切通一体地域の保全に協力することを求める陳情建設環境了承全会一致) 陳情第7号 定率減税縮小・廃止の中止、消費税の大増税をやめさせるための意見書採択を求める陳情総務継続審査 陳情第8号 郵政の民営化に反対し、国民本位の郵便局サービスの拡充を求める意見書採択を求める陳情総務継続審査 陳情第9号 確実な税源移譲、交付税の拡充による自治体財政の確立、公務・公共業務を後退させる「市場化テスト」反対、地域経済等に悪影響を及ぼす「給与見直し」に反対する意見書採択を求める陳情総務継続審査 ◯閉会継続審査案件件名付託委員会名審査結果備考H16議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について建設環境原案否決 (賛成少数)平成16年第4回定例会より継続審査H16議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定について総務修正可決 (賛成多数)平成16年第4回定例会より継続審査H14陳情第22号 三浦半島中央道路に関する陳情建設環境継続審査平成14年第3回定例会より継続審査H15陳情第12号 総合的病院誘致について話し合い継続を求める陳情総合的病院に関する継続審査平成15年第1回定例会より継続審査H15陳情第19号 顧問弁護士相談記録の精査を求める陳情教育民生継続審査平成15年第2回定例会より継続審査H15陳情第21号 総合的病院誘致の早期実現を要望する陳情総合的病院に関する継続審査平成15年第2回定例会より継続審査H15陳情第27号 第6小学校予定地総合的病院に関する陳情総合的病院に関する不了承 (賛成なし)(4名退席あり) 平成15年第2回定例会より継続審査H15陳情第36号 市長に誠意ある対応を求める陳情総合的病院に関する継続審査平成15年第3回定例会より継続審査H16陳情第2号 緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める陳情総務了承全会一致)平成16年第1回定例会より継続審査H16陳情第3号 小坪2丁目県有地(通称はげ山)を防災公園として活用することについての陳情総務継続審査平成16年第1回定例会より継続審査H16陳情第7号 総合的病院建設人工透析施設設置の導入について)に対する陳情総合的病院に関する継続審査平成16年第2回定例会より継続審査H16陳情第8号 総合的病院の進出にあたり、逗葉医師会長逗葉地域医療センター理事長などの参考人招致を求める陳情総合的病院に関する継続審査平成16年第2回定例会より継続審査H16陳情第18号 拉致被害者支援法の弾力的な運用を求める意見書についての陳情総務継続審査平成16年第3回定例会より継続審査H16陳情第19号 教育基本法「改正」ではなく、教育基本法に基づく施策を進めることを求める意見書を政府等に提出することを求める陳情教育民生継続審査平成16年第4回定例会より継続審査H16陳情第20号 原発震災を防ぐための施策を要請するよう求める陳情総務継続審査平成16年第4回定例会より継続審査H16陳情第22号 「食料・農業・農村基本計画見直し」及び「WTO・FTA交渉」に関する意見書採択についての陳情総務了承全会一致)平成16年第4回定例会より継続審査H16陳情第26号 日本郵政公社の堅持を求める陳情総務不了承 (賛成少数)平成16年第4回定例会より継続審査H16陳情第28号 文教ゾーン整備とふれあいスクールに関する陳情教育民生継続審査平成16年第4回定例会より継続審査--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(眞下政次君) 定足数に達しておりますので、ただいまより本日の会議を開きます。              午後4時50分 開議---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(眞下政次君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(眞下政次君) 会議規則第80条の規定によりまして、本日の会議録署名議員2名を指名いたします。    5番 高野典子君   17番 岩室年治君にお願いいたします。--------------------------------------- △会議時間延長の件 ○議長(眞下政次君) これより議事日程に入ります。 この際、日程の順序を変更し、会議時間延長の件を日程に追加し、議題とたいします。 お諮りいたします。 本日の会議時間をあらかじめ延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。 暫時休憩いたします。              午後4時51分 休憩---------------------------------------              午後6時45分 再開 ○議長(眞下政次君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第1号 市道の廃止について(表決) △議案第2号 市道の認定について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第1、議案第1号 市道の廃止について及び日程第2、議案第2号 市道の認定について、以上2件一括議題といたします。 本議案は、建設環境常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 建設環境常任委員長。 7番、近藤君。         〔建設環境常任委員長 近藤大輔君登壇〕 ◆建設環境常任委員長(近藤大輔君) ただいま議題となりました議案第1号 市道の廃止について及び議案第2号 市道の認定について、以上2件一括付託を受けました当建設環境常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、都市整備部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 まず、市道の廃止につきましては、桜山135号線ほか4路線は、桜山5丁目地内の開発事業の完了に伴い、延長600メートルを廃止するものであります。 また、市道の認定については、桜山310号線ほか8路線を同じく桜山5丁目地内の開発事業の完了に伴い移管を受けたことにより、延長1,293メートルを認定するもので、この結果、本市全体の認定道路は1,741路線、総延長は約216キロメートルになる旨の説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑はありませんでした。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第1号及び議案第2号につきましては、全会一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。表決は1議題ずつ区分して行います。 採決します。 まず、議案第1号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第1号は原案を可決することに決定いたしました。 次、議案第2号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第2号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第3号 逗子市地域活動センター指定管理者の指定について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第3、議案第3号 逗子市地域活動センター指定管理者の指定についてを議題といたします。 本議案は、教育民生常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 教育民生常任委員長。 19番、武藤君。         〔教育民生常任委員長 武藤吉明君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(武藤吉明君) ただいま議題となりました議案第3号 逗子市地域活動センター指定管理者の指定について、付託を受けました当教育民生常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、市民部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 本議案は、先に指定管理者の指定を受けて、管理運用している新宿会館を除いた地域活動センター12館の管理運営について、指定管理者の候補者を選定したので、地方自治法第244条の2第6項及び逗子市地域活動センター条例の第9条第2項の規定により、市議会の議決をいただく提案である。指定の期間は、平成17年4月1日から平成22年3月31日までとし、従来から地域活動センター管理運営を担っている地元自治会、町内会及び会館の管理運営委員会が各指定管理者の候補者となっている旨の説明を受け、質疑に入りました。 それでは、質疑の主なるものについて御報告いたします。 まず、「今回の指定管理者への応募の経過はどのようなものか」とただしたところ、「申請等についての告示は12月1日に行い、同時に市内の市広報板すべてを使用し案内した。12月9日から15日に申請書の配布を行い、12月22日を締め切りとした。結果として、各地域活動センター管理運営を担っている地元自治会、町内会及び会館の管理運営委員会から、それぞれ応募があった」との答弁がありました。 次に、「候補者選定についての方法はどのようなものか」とただしたところ、「応募してきた団体ごとに、選定基準に基づき申請書等の内容の確認、ヒアリング等を行い、適合、おおむね適合、不適合の3段階で評価し、今後の運用の中で改善できる見込みのあるものを含め、適合及びおおむね適合となる団体を候補者として選定し、今回の提案となっている」との答弁がありました。 さらに、「3段階の評価のうち、適合、おおむね適合の判断の違いはどのようなものか」とただしたところ、「各地域活動センターの運用形態、利用形態など状況の違いも勘案し、期待されていることをきちんと表現されているものを適合、期待されていることについて十分には表現されていないが、ヒアリング等を通じた中できちんと是正できる可能性を確認できたものは、おおむね適合という判断である」との答弁がありました。 次に、「指定管理者として運営を行っていく場合に、個人情報の保護など責任を負っていく部分も出てくるが、指定管理者への研修会や説明会はどのように考えたか」とただしたところ、「候補者として通知をした後の2月14日に全体の説明会を開き、指定管理者制度指定管理者として指定されるまでの間の必要な手続きや流れなど、事務的な部分も含めて説明を行った。また、個人情報の保護、情報公開についても、指定管理者としての責任が生じることも説明を行った。今後も条例改正や役員の交代などを考え、定期的な研修の必要性は認識している」との答弁がありました。 以上で質疑は終わり、意見・討論については、原案に賛成の立場から、「地域活動センター指定管理者として、12団体の主に町内会、自治会とする提案が今回行われている。利用形態から考えて、現状の維持管理に伴う経費と利用料を比べても、指定管理者が過度な超過負担とならないように求める。 また、審査に当たり、提出された資料に基づき質疑を行い指摘もしてきたが、選定基準に沿って選定した結果、団体によっては適合となっていなかった部分については、個人情報保護の措置等、早急に対応すべきものと考えている。今後、改善の努力を求めるものである。 また、事業計画については、年間を通じて利用しやすい地域活動の場として、十分な活動を図られることを求めるものである」との意見がありました。 採決の結果、議案第3号につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第3号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第3号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第4号 逗子市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第4、議案第4号 逗子市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてを議題といたします。 本議案は、総務常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました議案第4号 逗子市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、総務部長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「この条例にある各任命権者はだれが該当するのか」とただしたところ、「市長及び各行政委員会の長が該当する」との答弁がありました。 次に、「非常勤職員は対象となるのか」とただしたところ、「地方公務員法が適用される範囲が対象である」との答弁がありました。 次に、「公表の仕方はどのようになるのか。また、その時期はいつか」とただしたところ、「近隣各市の状況も把握しながら決定したい。時期については、8月末までに行うものである」との答弁がありました。 次に、「プライバシー保護の観点からは検討しているのか」とただしたところ、「事務において必要最低限、許される範囲で公表されるべきものと考えている」との答弁がありました。 次に、「報告事項について、条例に列挙されているもの以外に、具体的な事項があるのか」とただしたところ、「現段階において、具体的な項目は定まっていない」との答弁がありました。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第4号につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第4号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第4号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第5号 逗子市個人情報保護条例の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第5、議案第5号 逗子市個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、教育民生常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 教育民生常任委員長。 19番、武藤君。         〔教育民生常任委員長 武藤吉明君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(武藤吉明君) ただいま議題となりました議案第5号 逗子市個人情報保護条例の一部改正について、付託を受けました当教育民生常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、市民部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 本議案は、個人情報の保護に関する法律等及び逗子市情報公開条例との整合を図るとともに、現行の個人情報保護制度をより充実させるため提案するものであり、本条例案の策定過程では、個人情報保護運営審議会へ諮問し、その答申に従って見直しを行い、関係条文を改正するものである旨の説明を受け、質疑に入りました。 それでは、質疑の主なるものを御報告いたします。 まず、「今回の改正では、第1条の目的規定に、日本国憲法第13条の個人の尊重の理念に基づき個人情報を保護すると、憲法が明文化されているが、どのような経緯であるか」とただしたところ、「個人情報保護運営審議会の答申により、個人情報が不当に取り扱われる危険が増大している今日、憲法に定めるとおり、市民一人ひとりが個人として尊重されるために、個人情報保護制度を充実させようという市の意思を再度確認するため。また、情報公開条例では、平成13年の改正で、知る権利が憲法に基づくことを明記しており、これと整合させるために、個人情報保護条例の根拠となる日本国憲法を明確に規定することの提言を受けての改正である」との答弁がありました。 次に、「今回の改正では、罰則の規定も盛り込まれているがどのような経緯か。また、国からの指導などはあるのか」とただしたところ、「近年、個人情報の漏えい事件が非常に多く出ており、その多くの場合が組織内部の者が関与していることや、IT社会の進展によって、個人情報の結合、検索、加工が容易にできる状況となり、一度漏えい等の事態が発生した場合は、非常に被害が甚大なものになる。特に、対象者を罰するというよりも、そのような事態に陥らないための抑止ということに重点を置いて考えている。また、国からは罰則等の規定を加えることについて、強い働きかけがある」との答弁がありました。 さらに、「罰則の規定について、条文によって罰金の金額や懲役の期間が違うのは、どのような理由からか」とただしたところ、「今回の改正により罰則の規定は、行政機関個人の情報保護法の罰則規定とほぼ同じ構成要件であるため、同法に整合させ、均衡がとれるように規定した」との答弁がありました。 以上で質疑を終わり、意見・討論については、原案に賛成の立場から、「今回の条例改正は法律と本市の情報公開条例との整合を図るものとして提案されており、また本市の個人情報保護運営審議会の答申に沿って改正されるものである。本市の個人情報保護は、憲法のもとで確立されるべきものとして位置付けられ、個々の改正部分については理解するものであり、施行後適切な運用を図られることを求める」との意見がありました。 採決の結果、議案第5号につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第5号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第5号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第6、議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、総務常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきまして、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、総務部長選挙管理委員会事務局長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「選挙関係の費用について、今回の変更によって支給総額が変更になることはないものと考えてよいのか」とただしたところ、「日額を一選挙に改めたものであるが、実質的な支給総額は変わらないものである」との答弁がありました。 次に、「日当の支給について、平成17年度の削減額はどのくらいか」とただしたところ、「617万1,000円の減額になるものである」との答弁がありました。 さらに、「日当の意味はどのように解釈しているのか」とただしたところ、「昼食代、諸雑費等が含まれるものと考えている」との答弁がありました。 さらに、「日当を支給する法律の根拠は何か」とただしたところ、「国家公務員の旅費等に関する法律に準じているものである」との答弁がありました。 さらに、「法律に根拠があるものを平成17年度に限って支給しないとすることは、矛盾しないのか。もっと慎重に扱うべきではないか」とただしたところ、「現下の財政状況だけでなく、社会環境も含めて考えると、日当の支給について市民の理解を得ることは難しい環境ではあると理解している」との答弁がありました。 意見・討論に先立ち、松本真知子委員から修正案が提出されました。修正案の提出者から「現下の本市の財政状況を勘案し、議会の議員に対して日当を支給しないこととするため提案するもの」との説明がありました。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第6号につきましては、修正案は全会一致により可決され、修正案を除く原案についても、全会一致で可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。 17番、岩室君。 ◆17番(岩室年治君) それでは、ただいま議題となりました議案第6号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての委員長報告に何点かお伺いしたいと思います。 まず、委員長報告の中で述べられたように、今回の提案に対して、委員会の中で1名から修正案が提案されたということで、財政状況をかんがみということで御提案されたという内容でありました。 その修正案の主な内容は、議員に支給されている日当の取り扱いについての修正案であったと思います。この取り扱いに関しては、既に議長のもとで、議員の日当についての諮問が行われて、予算検討小委員会、議会運営委員会の委員会の中でも、議会全体の中で議論がされてきた経過があったと思われます。また、それらが決定されて17年度にも反映されたものと考えております。 そのことを考えると、今回の修正案は議会全体で取り組むべき議員に対する日当の廃止にもかかわらず、一会派からの修正案という形で提案されたことに関しては、非常に疑問に思うわけです。 また、議長のもとで諮問を受け、議会運営委員会が決定された内容については、議会の申し合わせ事項の中にも、委員会で決定された事項は各会派の責任において、これを誠実に守らなければならないという内容があったと思います。 そういうことを考えると、既に議会全体で物事を決めていこうという、議長の諮問の中で決定された内容について、一議員が修正案を総務常任委員会に提案すると。その状況を見ると、実際に他の会派の議員は、一切その提案者にはなられていなかったということも考えますと、非常に疑問が生まれます。 委員長に質問でございますけれども、こうした一議員からの修正案に対して、本来であれば議会運営委員会との関係からも、整理が必要だということについて、どのように判断されておられたのか。併せて、この修正案を提案された会派の議員は、議会運営委員会の委員長の所属する会派からの提案ではなかったかと考えますので、この取り扱いに関して総務常任委員会の委員長と、議会運営委員会の委員長の間でどのような取り扱いの協議が行われたのか、行われていなかったのか、この点について確認をしたいと思いますし、こうした対応が行われれば、議会運営委員会の決定が、ある議員によって無視されたものと判断できるんではないかと、私は考えていますので、その点について御答弁をお願いします。 ○議長(眞下政次君) 3番、奈須君。 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま岩室議員からの御質問の内容は、議会運営委員会の委員長と、やはりそういったこの議会運営の流れ、申し合わせ等について、調整があったかないかという御質問ではなかろうかなとこう思いますので、そのような内容はありませんことを申し添えます。 ◆17番(岩室年治君) 既に委員会の中で提案された内容について、一定委員会での判断は私どももしておりますし、この件については、これから表決にも入ろうという段階なんで、委員長に確認をさせていただきました。 本来であれば、議会運営委員会で決定されて、議長のもとで諮問された以上は、議会全体の中で協議がされて、物事が進められるべきじゃなかったのかと、私は思っていますし、これまで議員報酬や議員定数に関しては、議長からの諮問は特にありませんし、議会の議員からも、それに対して議会運営委員会の中で議論するよりは、別な形で議論の場があるということでは整理されてきましたけれども、議員の日当に関しては、議長の諮問の中で協議がされたことを考えれば、本来であれば、議会運営委員会の委員長の会派のところで、こういう単独で修正案を出すよりは、議会全体で協議の場をつくってその対応を、取り決めを進めていくべきが、本来の筋ではなかったかと私は思っていますし、既にこうした表決の場まで来ていますから、私は先ほどの協議がなかったという、総務常任委員会の委員長の御答弁を受けて、最終的には議案そのものに対する我が党の判断をしていきたいと思いますので、これで終わります。 ○議長(眞下政次君) 他に御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第6号について、委員長の報告は修正可決であります。まず、委員会修正案について御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、委員会修正案は可決いたしました。 次に、ただいま修正可決されました部分を除く原案について採決いたします。 修正可決した部分を除く原案に御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、修正部分を除く原案は可決いたしました。 よって、議案第6号は、修正可決することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま本案が修正可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御異議ないものと認めまして、よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第7号 逗子市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第7、議案第7号 逗子市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、総務常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました議案第7号 逗子市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例等の一部改正につきまして、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、総務部長、消防長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「職員組合との交渉はどのようになっているのか」とただしたところ、「基本的には廃止することで交渉を進めており、細部について確認する必要があり、平成17年度限りとなっているものである」との答弁がありました。 次に、「日当には雑費が含まれているとのことだが、その意味はどのようなものなのか」とただしたところ、「出張の際に必要となる経費と考えている」との答弁がありました。 次に、「今回の改正は、証人、鑑定人、参考人及び通訳等に対する日当も支給しないとするものなのか」とただしたところ、「字句の整理を行ったもので、日当に相当するものは今までどおり支給するものである」との答弁がありました。 さらに、「消防団員に対しても支給しないとのことなのか」とただしたところ、「平成17年度に限り、日当を支給しないものとすることである」との答弁がありました。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第7号につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 なお、次の附帯決議が可決されましたので申し添えます。 「本条例の改正は、現下のきびしい財政状況から平成17年度に限り、旅費の一部である日当を支給しないというものであるが、日当の廃止については、諸雑費や経費も含まれている事から、現在、職員組合と協議が行われている状況でもあり、今後の日当のあり方については、職員に不利益とならないように充分検討し、必要な措置を図られる事を求めるものである」 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第7号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第7号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第11号 逗子市まちづくり条例の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第8、議案第11号 逗子市まちづくり条例の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、総務常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました議案第11号 逗子市まちづくり条例の一部改正につきまして、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、企画部長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「開発行為の一連性として判断する期間を1年6か月とした根拠は何か」とただしたところ、「期間を少しでも長く取ることにより、開発手続きへと誘導するものである」との答弁がありました。 次に、「大規模建築物敷地内の緑化基準について、7%以上の緑地率とした根拠は何か」とただしたところ、「逗子市の良好な都市環境をつくる条例の緑地達成目標が20%となっており、その半分の10%が適当と判断し、3%以上の公園の設置と合わせて10%になるように規定したものである」との答弁がありました。 次に、「斜面地の開発に関してはどのようになるのか」とただしたところ、「ひな壇式のものはつくられないものである」との答弁がありました。 次に、「地下に関してはどのような規制になるのか」とただしたところ、「階数制限は地下も含まれたものになる」との答弁がありました。 さらに、「国の法律と条例との関係で、実効性はあるのか」とただしたところ、「条例の中に罰則規定、公聴会等の手続きもあるため、抑止効果はあるものである」との答弁がありました。 次に、「施行期日以前の取り扱いについてはどのようになるのか」とただしたところ、「7月1日の基準日以前に出された計画については、現行の条例を適用するものであるが、事業者との協議の中では、新しい基準の指導をしていくものと考える」との答弁がありました。 次に、「地区まちづくり協定の同意率を8割以上から3分の2以上に緩和したとのことだが、今までに協定をつくった地区はあるのか」とただしたところ、「自主的な協定を結んでいるところは3か所ほどあるが、この制度によるものは現在のところない」との答弁がありました。 次に、「構想段階での周知については変更があるのか」とただしたところ、「現行と変わらないものである」との答弁がありました。 次に、「構想届出書の内容について、事業者が市民に対する説明をしたことを行政に報告する規定にはなっていないが、このことは検討したのか」とただしたところ、「審議会の中でも議論はあったが、構想段階での住民に説明することで条例の意義は通ると思っている」との答弁がありました。 次に、「この条例が施行された場合、窓口での適切な対応は取れるものと思っているのか」とただしたところ、「適切に対応していきたいと思っている」との答弁がありました。 採決に先立ち、賛成の立場から「本市のまちづくり条例施行後も、市民が受け入れがたい開発計画が行われている実態があり、まちなみ、景観、また市民の安全面からも条例改正が必要と考えている。また、斜面地においては、国の建築基準法の緩和が大きく影響していることからも、市独自の基準を条例上に位置付けることは意味のあるものと考え賛成する」との意見がありました。 以上、採決の結果、議案第11号につきましては、全会一致をもちまして原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 議案第11号について、委員長の報告のとおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第11号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第12号 逗子文化プラザホール条例の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第9、議案第12号 逗子文化プラザホール条例の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、教育民生常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 教育民生常任委員長。 19番、武藤君。         〔教育民生常任委員長 武藤吉明男君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(武藤吉明君) ただいま議題となりました議案第12号 逗子文化プラザホール条例の一部改正について、付託を受けました当教育民生常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、教育長、教育委員会理事教育部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 本議案は、昨年12月末をもって廃止をした軽量鉄骨造りの図書館講座室会議室を逗子文化プラザホール図書館棟わき東側に移設し、新たに逗子文化プラザホール会議室として設置するために提案するものであり、条例の施行は平成17年4月1日とし、平成17年5月1日以降の使用から適用する旨の説明を受け、質疑に入りました。 それでは、質疑の主なるものについて御報告いたします。 まず、「どのような経過で会議室の移設が計画されたのか」とただしたところ、「文化・教育ゾーンの整備の関係では、当該会議室は平成16年12月末をもって閉鎖としていたが、利用されていた市民の方々から利用存続への強い要望があり、それに応え、当面の存続として移設を計画した」との答弁がありました。 さらに、「いつまでの利用を考えているのか」とただしたところ、「生涯学習棟の完成に合わせ、平成19年3月末までの予定である」との答弁がありました。 また、「この会議室の利用実績はどうであるか」とただしたところ、「平成15年度の実績では、609団体、約8,300人が利用している」との答弁がありました。 次に、「ホールとは別棟の会議室となるが、逗子文化プラザホール条例に組み込むということは、ホールとの一元的な管理を行う考えであるか」とただしたところ、「受け付けなどを含めホールとの一元的管理を行う」との答弁がありました。 さらに、「ホールの利用時間は午後10時まで、会議室は午後9時までと異なるが、その理由は何か」とただしたところ、「利用者の要望もある中で移設を計画したことや、生涯学習棟の完成までの期間と考えていることもあり、改めて料金や管理の方法等を変えず、従前と同じ利用形態を継続することとした」との答弁がありました。 以上で質疑を終わり、意見・討論については、原案に賛成の立場から「今回の改正は一時的に市民利用のための会議室がなくなるため、文化プラザホールとの一括管理を行い、臨時の形であるが、平成19年3月まで会議棟を設置して対応をするという提案である。審査では、会議室利用時間を9時までとしていることについて、当面の措置として理解し、今後の利用状況と市民からの要求等をとらえ、文化プラザホールの開館時間に合わせられるように検討することを、この場を通じて求めるものである」との意見がありました。 採決の結果、議案第12号につきましては、全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 議案第12号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第12号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)(表決) △議案第14号 平成16年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)(表決) △議案第15号 平成16年度逗子市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)(表決) △議案第16号 平成16年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)(表決) △議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第10、議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)、日程第11、議案第14号 平成16年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、日程第12、議案第15号 平成16年度逗子市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、日程第13、議案第16号 平成16年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)及び日程第14、議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上5件一括議題といたします。 本議案は、総務、建設環境及び教育民生の3常任委員会へそれぞれ付託をいたしましたので、各委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 まず、教育民生常任委員長。 19番、武藤君。         〔教育民生常任委員長 武藤吉明男君登壇〕 ◆教育民生常任委員長(武藤吉明君) ただいま議題となりました議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)中付託部分、議案第14号 平成16年度逗子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第15号 平成16年度逗子市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第16号 平成16年度逗子市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、以上4件一括付託を受けました当教育民生常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、市民部長、福祉部長、教育長、教育委員会理事教育部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 まず、議案第13号中付託部分における歳出につきましては、国民健康保険事業特別会計、老人保健医療事業特別会計及び介護保険事業特別会計への繰出金の調整、医療費の増加等に伴う生活保護費支給事業の不足見込額の増額、平成16年度、平成17年度の2か年継続事業で実施しております沼間小学校屋内運動場整備事業について事業費及び国庫負担金の確定に伴う年割額の変更に係る初年度事業費の不足分の増額計上が主なるものであり、歳入につきましては、歳出を増額することに伴い、国庫負担金、県負担金の増額を計上するものが主なるものであります。 次に、議案第14号の歳出につきましては、医療費の増加に伴う一般分及び退職被保険者等に係る療養給付費の不足見込額の増額計上が主なるものであり、歳入につきましては、療養給付費等の増額に伴い、負担割合に応じた国からの負担金の増額を計上するものが主なるものであります。 次に、議案第15号につきましては、歳入については財源調整のみを行うもので、繰越金について前年度剰余金残額全額を予算化し、同額について一般会計繰入金を減額するものであります。 次に、議案第16号の歳出につきましては、介護サービスの利用増などにより、介護サービス等給付費の不足見込額の増額計上が主なるものであり、歳入につきましては、介護サービス等給付費の増額に伴い、負担割合に応じた国からの負担金の増額を計上するものが主なるものであります。 次に、質疑につきましては、議案第13号、議案第14号及び議案第16号につきましては、さしたる質疑はなく、議案第15号については質疑はありませんでした。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第13号中付託部分、議案第14号、議案第15号及び議案第16号につきましては、いずれも全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 次、建設環境常任委員長。 7番、近藤君。         〔建設環境常任委員長 近藤大輔君登壇〕 ◆建設環境常任委員長(近藤大輔君) ただいま議題となりました議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)中付託部分及び議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件一括付託を受けました当建設環境常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、環境部長都市整備部長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 まず、議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)中付託部分における主なる内容について申し上げます。 歳出につきましては、第7款土木費中、空き缶等散乱防止事業は、平成16年第4回定例会の結果を受け、事業費を減額計上するもので、緑地維持管理事業は昨年、台風22号により崩落した桜山4丁目地内の緑地に係る示談が成立したため、土砂運搬費用を増額計上するものです。 また、道路新設改良費は、シンボルロード整備事業に係る市債の追加に伴い財源更正するものです。 続いて、歳入については、市債の確定に伴い、二酸化炭素削減事業における太陽光発電システム設置工事に係る新エネルギーシステム整備事業債を減額計上し、シンボルロード整備事業に係る道路整備事業債については追加計上するものであります。 次に、議案第17号 平成16年度逗子市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、神奈川県市町村振興資金の低利率への借り換えに要する経費、前年度剰余金の全額予算化、市債の確定に伴う財源更正が主なものであるとの説明を受け、審査に入りましたが、さしたる質疑はありませんでした。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第13号中付託部分及び議案第17号は、全会一致をもちましていずれも原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。 ○議長(眞下政次君) 次、総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました議案第13号 平成16年度逗子市一般会計補正予算(第5号)中付託部分につきまして、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、企画部長、総務部担当部長及び消防長ほか関係職員の出席を求め、審査に入った次第であります。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「財政調整基金の年度末残高はどの程度見込んでいるのか」とただしたところ、「10億6,344万3,000円を見込んでいる」との答弁がありました。 次に、「交付税の減額理由は何か」とただしたところ、「需要額に係る単位費用が大きく削減されたことなどによるものである」との答弁がありました。 次に、「基金繰入金の減額理由は何か」とただしたところ、「道路整備事業費に起債がついたことが主なるものである」との答弁がありました。 次に、「市債について減額の理由は何か」とただしたところ、「事業費が入札等により下がったため減額するものである」との答弁がありました。 意見・討論はなく、採決の結果、議案第13号につきましては、全会一致をもちまして原案どおり可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 各委員長の報告を終わります。 ただいまの各委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 御意見はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(眞下政次君) 御意見がなければ、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。表決は1議題ずつ区分して行います。 採決します。 まず、議案第13号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第13号は原案を可決することに決定いたしました。 次、議案第14号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第14号は原案を可決することに決定いたしました。 次、議案第15号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第15号は原案を可決することに決定いたしました。 次、議案第16号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第16号は原案を可決することに決定いたしました。 次、議案第17号について、委員長の報告どおり原案を可決することに御賛成の諸員は御起立願います。         〔総員起立〕 ○議長(眞下政次君) 総員起立により、議案第17号は原案を可決することに決定いたしました。--------------------------------------- △H16議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第15、平成16年議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本議案は、建設環境常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 建設環境常任委員長。 7番、近藤君。         〔建設環境常任委員長 近藤大輔君登壇〕 ◆建設環境常任委員長(近藤大輔君) ただいま議題となりました平成16年議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について、付託を受けました当建設環境常任委員会における審査の経過概要と結果につきまして御報告申し上げます。 当委員会は、去る3月7日、全委員出席のもと、環境部長ほか関係職員の出席を求め、審査を行った次第であります。 なお、この議案は、先に平成16年第4回定例会で当委員会に付託され、一定の審査を経た後に閉会中継続審査となったものであります。 この条例の一部改正については、逗子市廃棄物減量等推進審議会に諮問しております事業系ごみの減量化、資源化及び適正処理の方策についての審議の中で、現行の事業系に係るごみ処理手数料の額が、受益者負担の考え方から及び他市との比較からも、早急に見直しする必要があるとの考えから、まずは現行のごみ処理手数料の見直しについての中間報告を受けたことを踏まえ、事業活動に伴って排出するごみ処理手数料の適正化を図る必要性があるとの説明を受けました。 また、先の第4回定例会では、当建設環境常任委員会における審査の中で意見が出された事業系ごみの排出量実態調査結果の説明を受け審査に入りました。 それでは、質疑の主なるものについて御報告申し上げます。 まず、「市の基本的な姿勢として、廃棄物の処理及び清掃に関する法律あるいは条例を受けて、少ないごみしか出さない事業者であっても、事業活動に伴って発生する以上は適正に費用を負担し、または自己責任において処理すべきものであるという前提を持っているのか」とただしたところ、「事業系ごみの排出量実態調査の結果で大分実態が明らかとなり、収集・運搬に係る事業者の責務遂行という形で、今後は廃棄物減量等推進審議会で審議していただき、結果はどうなるか分からないが、そのような方向に進むことを所管としては望んでいる」との答弁がありました。 次に、「排出量300キログラム以上が対象となっている根拠及びそれ以下のところの公平に負担していくための料金体系の見直しは考えられないのか」とただしたところ、「300キログラム以上になっているとこについては、これからの時代これではいけないという認識は持っている。また、本市の場合は圧倒的に月300キログラム未満の事業者が多く、これも現行条例では無料となる。この点も少し負担していただくべきと考えているが、この件についても廃棄物減量等推進審議会の中で審議をしていただくことになっている」との答弁がありました。 次に、「今回の調査で、43件が業態手数料を実際支払っている中で、20件がより多く支払っている。なおかつ、300キログラムを超えないところが相当数含まれているとのことだが、具体的に20件のうち300キログラム以下になる件数はどのくらいになるのか」とただしたところ、「今回の調査で、分別区分300キログラムから500キログラムまでの中で16事業者がそれ以下になり、分別区分500キログラムから1,000キログラムについては、1事業者が300キログラムから500キログラムとなる。それから、1,500キログラム以上の事業者には変わりがなく、16事業者と1事業所の業態手数料がなくなるか、減額となる」との答弁がありました。 次に、意見・討論については、反対の立場から「事業系ごみの手数料は、事業者の申告に基づいているため、未申告や過少申告等、事業者間の負担に不公平が生ずるという問題が指摘されているにもかかわらず、今回の改正案では、この問題が放置されたまま提案されていることが判明した。また、本年1月、市内約1,800社に対して実施されたアンケート調査においては、現在、手数料を徴収している43事業所のうち16事業者が手数料徴収対象から外れ無料となり、結果、手数料の徴収対象者が27社となる可能性があることも判明した。本来、条例改正の提案に当たっては、実態把握を踏まえてなされるべきものであり、今回の提案は余りにずさんかつ性急との指摘を免れない。 したがって、今回の提案については反対するものであり、併せてこの事業系ごみの手数料においては、不公平を是正した上で適正な受益者負担の制度に基づく抜本的な条例改正案を再度提案することを強く求め、今回の提案に反対する」との意見がありました。 採決の結果、平成16年議案第57号につきましては、賛成少数をもちまして原案は否決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 まず、平井竜一君。 9番、平井君。         〔9番 平井竜一君登壇〕 ◆9番(平井竜一君) 平成16年議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について、反対の立場で意見を申し上げます。 本条例改正案は、事業系ごみの収集処理手数料の改定を目的として、昨年の第4回定例会に提案された案件で、その主な内容は、現在1か月300キロ以上の事業系ごみを排出している事業者に対して課している処理手数料を、排出量に応じて最大で現行料金の5.6倍に改定するものとなっております。 今回の改正案における第1の問題は、そもそも現行の事業系ごみ手数料徴収が、事業者の自己申告制となっているため、未申告や過少申告による不公平が生じているにもかかわらず、今回の改正に当たっては、この問題が放置されていることであります。 この不公平を放置したまま手数料のみ上げれば、正直に申告している事業者とそうでない者との不公平は、さらに拡大することにより、公平性が求められる行政の信頼を損ないかねません。 問題の第2は、行政が事業系ごみの実態を把握せずに、条例改正案を提案していることであります。 行政は、この点を第4回定例会建設環境常任委員会で指摘された後、急きょ実態調査を市内1,800社に対して実施し、先日の建設環境常任委員会で報告されました。 その結果、手数料徴収対象事業者は27社にまで減り、1,800社のうちほとんどの事業者が無料であることが判明し、制度そのものの形がい化が浮き彫りになりました。行政は、制度の抜本的な見直しを今後2年かけて行うと説明しましたが、このような不公平な状態を長期にわたって放置することはあってはならないことであります。 以上の観点から、行政に対し公平な負担に基づく事業系ごみ制度の抜本的改正を早急に行うことを強く求め、今回の改正案に反対するものであります。 ○議長(眞下政次君) 次、岩室年治君。 17番、岩室君。         〔17番 岩室年治君登壇〕 ◆17番(岩室年治君) ただいま議題となりました平成16年議案第57号 逗子市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論に参加いたします。 今回の提案は、逗子市廃棄物減量等推進審議会の中間報告を踏まえ、事業活動に伴って排出するごみ処理手数料の適正化を図るという理由から、手数料の値上げが行われるものであります。 本市は長年にわたり直営で事業系ごみの収集を実施し、今回の提案はこれを継続した形で受益者負担の適正化、併せて近隣市との比較からも改定が必要とされ、審議会も早急な見直しを求め、その点については一定の理解をするものであります。しかし、今回の手数料の改定率、額とも大幅な値上げであり、落ち込んだ地域経済の状況等を考えた場合、事業者への影響が大きいと考えるものであります。 次に、市当局が実施した事業系ごみの排出量実態調査結果報告から、申告に基づく事業系ごみの排出実態の把握の難しさを認める状況もあり、改めて調査結果をより分析し、今後の在り方を検討すべきと考えております。 次に、審議会として残された課題の2の収集・運搬に係る事業者の責務、3の排出抑制や事業者による資源化の推進についても審議会で検討されるわけですが、今回の1の収集・運搬、処理に関する経費の負担等も併せて慎重な検討が必要と判断いたしました。 以上のことから、事業系のごみの収集、その負担について、再検討を求める立場から、議案第57号に反対するものであります。 以上で、討論を終わります。 ○議長(眞下政次君) 以上で、通告による討論は終わりました。 お諮りいたします。 これにて討論を打ち切ることに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御異議なしと認め、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 平成16年議案第57号について、委員長の報告は否決でありますので、原案について採決いたします。原案について賛成の諸員は御起立を願います。         〔少数起立〕 ○議長(眞下政次君) 少数起立により、平成16年議案第57号は原案を否決することに決定いたしました。--------------------------------------- △H16議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定について(表決) ○議長(眞下政次君) 日程第16、平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。 本議案は、総務常任委員会へ付託いたしましたので、委員長より審査の経過と結果の報告を求めます。 総務常任委員長。 3番、奈須君。         〔総務常任委員長 奈須和男君登壇〕 ◆総務常任委員長奈須和男君) ただいま議題となりました平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定につきまして、付託を受けました当総務常任委員会における審査の経過概要と結果について御報告申し上げます。 当委員会は、3月7日、全委員出席のもと、議案提出者の出席を求め、審査に入った次第であります。 なお、この議案は、先に平成16年第4回定例会で当委員会に付託され、一定の審査を経た後、閉会中継続審査となったものであります。 提出者より「議会議員の報告については、低迷する経済情勢と併せて本市の厳しい財政状況のもとで、特に平成17年度予算編成等を勘案し、17年度に限り、前回改定前の報酬額と同額の2万円の減額をするものである」との説明を受け、質疑が行われました。 質疑の主なるものを御報告申し上げます。 まず、「おおむね5%を削減する基準は何か」とただしたところ、「引き上げられる前の報酬額を一つの基準としたものである」との答弁がありました。 次に、「どのくらいの削減額になるのか」とただしたところ、「およそ700万円程度の削減になるものである」との答弁がありました。 意見・討論に先立ち、池田委員外2名から修正案が提出されました。 修正案の提出者からは「本市の財政状況は誠に厳しいものがあり、大胆な歳出の縮減が必要である。原案の削減率より大きく議長職は10%、副議長職は7%、一般議員は5%を減額修正するものである」との説明がありました。 意見・討論はなく、採決の結果、平成16年議員提出議案第5号につきまして、修正案は賛成多数により可決され、修正案を除く原案についても、賛成多数により可決すべきものと決定した次第であります。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○議長(眞下政次君) 委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑はありませんか。         〔「進行」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御質疑がなければ、これにて質疑を打ち切ります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 まず、橋爪明子君。 18番、橋爪君。         〔18番 橋爪明子君登壇〕 ◆18番(橋爪明子君) ただいま議題となりました平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定について修正案に反対し、原案に賛成する立場から討論に参加いたします。 議員提出議案第5号は、昨年の第4回定例会において、我が党が提案させていただいたものです。 提案説明で述べましたように、17年度予算は国の三位一体の改革の影響などから、極めて厳しい予算編成が強いられ、市長も施政方針で逗子史上財政的に最も厳しい状況にあると強調され、その結果として市民にも新たな負担が求められています。 このような状況から、市民の代表である議員が自らに痛みを伴うものであっても、自らの議員報酬を減額してでも、市民生活を守る姿勢が強く求められているときではないでしょうか。 修正案は、我が党の原案に対し、わずかですが引き下げ幅が増額されていることは、修正案の提案者が原案をより理解いただいた結果として受け止めていますし、その内容を理解しています。しかし、条例の原案を提案した立場からは、修正案を良とすることは難しいものと判断をいたしました。 今回の特例条例は17年度に限り、財政状況をかんがみ議員報酬を引き下げるものですが、本市議会としても過去にさかのぼって議員報酬を引き下げたことはなく、その意味では議員として政治的、政策的にも問われるものであり、市民が注目しているものでもあります。 最後に、議員各位におかれましては、討論の場を借りて御理解をいただきますよう重ねてお願いを申し上げ、討論を終わります。 ○議長(眞下政次君) 次、網倉大介君。 15番、網倉君。         〔15番 網倉大介君登壇〕 ◆15番(網倉大介君) ただいま議題となっております平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定について、新世紀を代表いたしまして、委員長報告にありました修正案に賛成をし、残りの原案に賛成する立場で討論いたします。 今定例会で提案をされている平成17年度予算案は、逗子市制始まって以来ともいえる大変厳しい財政状況を示すものであり、具体には長引く不況から、本市歳入の根幹をなす市税収入の低迷や、国において進められている三位一体の改革など、本市を取り巻く財政的な環境の厳しさを表しております。そうした状況をとらえて、今回の予算編成に当たっては、10.2%のマイナスシーリングをかけ、さらに昨年末には財政非常事態回避対策本部を設置し、緊急避難的な対応を余儀なくされております。 しかしながら、そうした対策を講じても、なお本市の確かな財政見通しが立てられないでいることが、予算審査を通じて明らかになりました。特に、今回の予算案では、市民活動に直接かかわる予算にも手をつけ減額を行い、さらに自然災害等に備えるべきいざというときのための市の蓄えでもある財政調整基金も底をついた状況にあります。こうした厳しい財政難を乗り越え、間違いのない市政運営を展開するためには、行政、議会がまず自ら改革の姿勢を明らかにして、市民に本市が置かれている財政状況の厳しさ、その理解を求めていかなくてはならないはずであります。 本市議会でも市の置かれている財政状況をかんがみ、本年1月には、積極的かつ集中的に削減への取り組みに着手し、議員日当の廃止や、平成17年度における常任委員会の行政視察や研修、講演会の凍結、さらに議長交際費の50%削減を行い、総額として375万円の削減を果たしました。しかし、なお結果として市民に痛みを強いる財政状況であることから、私たちは自らの身を切り、率先垂範の姿勢で市民と痛みを分かつ覚悟で、審査に当たり判断をしていくことが、市政に参画する者としての使命であると考えております。 あえて申し上げれば、先に提出をされた議員提出議案第5号、その提案の趣旨については何ら異を唱えるものではなく、むしろその基本的な考え方については同様な立場であります。 今回の修正提案は、その説明にあるとおり、本市の厳しい財政状況をとらえ、大胆な歳出の縮減が必要なことから、議長職にあっては10%の減額、副議長職にあっては7%の減額として、議長、副議長の報酬額に対して比例的な削減の考え方を示し、さらにその全体の削減額を大きくしたものであります。 以上の提案理由を踏まえ、現下の財政状況からも修正案に賛成するものであります。 ○議長(眞下政次君) 次に、松本治子君。 12番、松本君。         〔12番 松本治子君登壇〕 ◆12番(松本治子君) ただいま議題となりました平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定に対する委員長報告の修正案について、会派21世紀を代表し、賛成の立場で意見を申し述べます。 本年1月24日の予算検討小委員会におきまして、17年度議会費の予算について検討が行われ、私どもの会派は、議会費の削減を最大限議員報酬の7%と提案した経過があります。議会として、最終的には議長交際費、議会活動費等の削減額が決定し、17年度の予算に反映されたところであります。 ただいま提案されております議員報酬の削減を、議長10%、副議長7%、一般議員5%の修正案については、削減率を7%と提案した会派として、市民サービスを最優先し、議会も本市の財政状況の厳しさを踏まえ、行政と議会が共にまちづくりを行っていくという観点から賛成する次第であります。 以上、会派21世紀の修正案についての賛成討論といたします。 ○議長(眞下政次君) 次、高野典子君。 5番、高野君。         〔5番 高野典子君登壇〕 ◆5番(高野典子君) ただいま議題となっております平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定に対する修正案について、公明党を代表して、賛成の立場で討論いたします。 平成17年度予算審議にあっては、本市の財政状況は誠に厳しいものがあります。財源不足調整のため、財政調整基金から今回9億円を取り崩さざるを得ないことにより、残りは約1億6,000万円となります。 よって、今後、財政調整基金への積み増しは急務であります。また、一時借入金の限度額を6億円引き上げ14億円と定め、この4月には10億円程度の一時借入金が発生いたします。一時借入金とはいえ、本市としては今までにはなかったことです。 このような厳しい状況下にあっては、市民の方々の痛みを伴う場面もあり、御理解と御協力をお願いしなければなりません。そうしたことを考えますと、議員自らが議員報酬の減額をもって、まず率先して痛みを受け入れるべきと考え、ここに賛成の意を表明いたします。 ○議長(眞下政次君) 次、草柳博君。 20番、草柳君。         〔20番 草柳 博君登壇〕 ◆20番(草柳博君) 平成16年議員提出議案第5号 逗子市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例の制定に対する修正案につき、政風会を代表して、賛成討論をいたします。 長引く不況と国の地方の税財政を見直す三位一体改革による制度への変更は、本市の財政にとって極めて厳しい影響を及ぼしております。このことは、本定例会に提案されております平成17年度逗子市一般会計当初予算において明確に示されているところであります。 しかしながら、財政事情厳しい折りとはいえ、財政運営を過たず市民福祉の向上を果たさねばならないことは論を待ちません。特に、体に障害を持つ方や高齢者等の弱者対策、少子化時代の子育て支援、さらには次世代を担う教育施策は、欠くことのできない重要な政策であります。先行き不透明な中にあっても、市民の行政需要はますます増大することは容易に推察できます。 このたび、先に提案された議員報酬の引き下げを内容とする議員報酬の減額の上を行く、議長職にあっては10%の減額、副議長職は7%の減額、一般議員にあっては5%の減額の修正案が提出されておりますが、まさに我が身を削り取って住民福祉の安定向上を目指すものと、その姿勢を高く評価理解し、賛成の討論といたします。 以上です。 ○議長(眞下政次君) 以上で、通告による討論は終わりました。 お諮りいたします。 これにて討論を打ち切ることに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御異議なしと認め、これにて討論を打ち切ります。 これより表決に入ります。 採決します。 平成16年議員提出議案第5号について、委員長の報告は修正可決であります。まず、委員会修正案について御賛成の諸員は御起立願います。         〔多数起立〕 ○議長(眞下政次君) 多数起立により、委員会修正案は可決いたしました。 次に、ただいま修正可決されました部分を除く原案について採決いたします。 修正可決した部分を除く原案に御賛成の諸員は御起立願います。         〔多数起立〕 ○議長(眞下政次君) 多数起立により、修正部分を除く原案は可決いたしました。 よって、平成16年議員提出議案第5号は修正可決とすることに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま本案が修正可決されましたが、その条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(眞下政次君) 御異議ないものと認めます。 よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。--------------------------------------- △次の議事日程報告 ○議長(眞下政次君) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。 次の本会議は明日25日を予定しておりますが、改めて御通知いたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(眞下政次君) 本日はこれで散会いたします。 御苦労さまでした。              午後8時13分 散会                         逗子市議会議長  眞下政次                         会議録署名議員  高野典子                            同     岩室年治...